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名も知らぬ 遠き島より
流れ寄る 椰子の実一つ
故郷の岸を離れて
汝はそも波に幾月
(……ん? 音がおかしい?)

旧の樹は 生いや茂れる
枝はなお 影をやなせる
われもまた渚を枕
孤身の浮き寝の旅ぞ
(……全然ジャズっぽくない? 普通にやった方がいい?)

実をとりて 胸にあつれば
新たなり 流離の憂い
海の日を沈むを見れば
滾り落つ異郷の涙
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思いやる八重の汐々
いずれの日にか国に帰らん


ん?